こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、楽器屋さんに行ってきました。
私のお箏の糸締めや、お三味線の糸巻きの調整をはじめ、お三味線の糸や楽譜の購入等をしてきました。

その中で一つ貴重な体験をしました。昔の良いお箏を弾かせていただいたんです。
そのお箏はある著名な箏曲家が愛用されていたお箏で、象牙をふんだんに使っています。しかし、制作から60年ほど経ち、木の乾燥によってお箏の寿命を迎えつつあります。また、しばらく弾いていなかった時期もある様で、そのことも相まって、音がだいぶ変化した様です。

象牙を使ったお箏を間近に見ることは少ないですし、また、経年で音がどの様に変化をするかを、じっくりと体験することができました。

2024-07-27 18.05.04