こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

2日間にわたる箱根駅伝が幕を閉じ、我が母校立教大学は13位という結果に終わりました。これは昨年よりも順位を上げております。

立教大学は、2024年の学院創立150周年・箱根駅伝100回目の本戦出場を目指して、駅伝の強化に取り組み始めました。それがまさかの2023年の本戦に参加決定!大学側も我々も、どうやって応援の準備をしたら良いのかわからず、わたわたしていましたね。まだコロナの影響がある中、1月3日は東京大手町に応援に行き、応援団のリードの元、たくさんの校友のみなさんと校歌や応援歌を歌ったのは、今でも鮮明に覚えています。

翌2024年の箱根駅伝は、監督不在の中予選を突破し、本戦の順位を上げてきました。そして今回2025年は、新しい監督の元、予選をトップで通過し、10位以内のシード権獲得を目標にできるまで、成長してきました。

1日目の1月2日は、なんとか8位でゴール。途中経過もだいたい一桁にいて、期待を持たせてくれます。しかし2日目の今日、最終的な結果は13位。シード権は取れなかったものの、予選はトップで通過して本戦の順位も上げ、毎年着実に成長していることを感じさせる、立教大学の駅伝です。やはり、箱根路に立教の頭文字である「R」の文字が踊るのは、嬉しいですね。

駅伝を見ていて、これは世の中の縮図の一つではないかと感じました。

一人一人の力には限界があります。でも、それを少しでも伸ばそうと、日々努力をする。そして、そういう人たちの力がつながって、一つの形になる。その中には、表に出てくる人もいるし、裏方に徹する人もいる。そういう人たちが一人として欠けても、世の中は成立しません。世の中は、そういう人たちの努力の集合体で成り立っていると感じました。

例えば、今日の箱根駅伝で、先導の白バイの人が急に反対車線にバイクを進めたんですね。「何だろう?」って思ったら、反対車線の車に「止まって!」というPRをして、車道を転がっていた空き缶の処理をしたんです。それを見つけ、適切に判断し、対処をする。そのことによって交通事故を防ぎ、選手たちの安全な競技環境を確保する。そういう地味で目立たないことだけど、一人一人がベストを尽くすことによって、箱根駅伝という一つの舞台が出来上がってるんだということを感じました。

世のため人のため、これを自然とできる人になりたいですね。