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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

マンドリン

3 9月

「青山忠マンドリンアンサンブル」コンサートに行ってきました

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、自宅から徒歩ですぐ行ける「前橋文学館」で開催された、
「青山忠マンドリンアンサンブル 弦色浪漫 in 前橋」に行ってきました。

「朔太郎音楽祭2022」の一環のイベントということで、
10月23日の「前橋まちなか音楽祭」に何かヒントになればいいかなという期待もありました。

マンドリンの軽やかで抜けるような音、そこにマンドラの少し低い音とギターの太めの音が絡まり合い、弦楽器の繊細な音が紡ぎ出されていました。

前橋文学館ホールのサイズは、マンドリンの生音にいいですね。


 2022-09-03 18.32.43
14 5月

萩原朔太郎の「六段の調」

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

先日もちょっとこのブログで触れましたが、萩原朔太郎が残したマンドリンの楽譜に「六段替手」と「六段雲井調」というものがあります。

朔太郎本人の文章などを紐解いてみると、日本の文化に興味を持ったのが四十代ということなので、昭和初期頃の楽譜と推測できます。

そのうち、「六段替手」の五線譜が手持ちの本の中に掲載されていたので、それをお箏の譜に変換してみました。

いくつかの問題がありますが、まず大きな問題は、はたして、これがお箏の「六段の調」と合奏ができるか、です。メロディとしては「六段の調」を彷彿とさせるのですが、基準となる音の高さに疑問があるし、楽譜の音もなんかおかしい部分があります、、、誰かにお箏の「六段の調」を弾いて、合わせてみたいですね。

それともう一つの問題が、「楽譜が途中までしかない」ということなんです。
「六段の調」という曲名のとおり、「六段の調」は、6つの楽章からなっていますが、朔太郎の楽譜は、五段の最初までしかありません。本に掲載されていたのが、1ぺーじと2ページのみ開きなので、おそらく3ページ目があったのでしょう。

今日、本を作成した「前橋文学館」に問い合わせて、同館のWebで収蔵資料を検索してみたのですが、3ページ目は前橋文学館にはないとのこと。

ということは、どこかに行ってしまったのかなあ、、、手に入らないのかなあ、、、 
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