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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

モンブラン

24 3月

小さなクジラ木工房の万年筆

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

先日スズラン前橋店で行われていた「ぐんまかわいいプロジェクト7人展」で、万年筆を一本購入しました。

「小さなクジラ木工房」という、オリジナル文房具を製作している方の万年筆です。

万年筆好きの私にとって、地元でできた万年筆とあっては、これは無視できません。

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軸はちょっと太めで、重みもあります。
キャップは磁石でくっつき、軸尻につけることもできます。
カチっという音がして吸い込まれる様にくっつくのが気持ちいいですね。

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ペン先はドイツ製で、有名メーカーに納入しているペン先メーカーのものとのこと。


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説明によれば、ヨーロッパ規格のカートリッジに対応していて、コンバーターも付いているので、インクを吸い込むこともできます。

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手持ちのインクの中から、モンブランのMysteryBlackを入れてみました。

使ってみると、重めの軸に身を任せ、力を抜くと良く書ける感じがしますね。
購入時に字幅の選択肢はありませんでしたが、ペリカンやモンブランのEF、国産万年筆で言えば、FからMの中間といった感じです。

スムーズで書き味はいいですね。

今までの私の万年筆は黒ばっかりだったのですが、木製のダークブランが加わり、幅が広がりました!

インスタはこちらになります。
 
28 8月

モンブラン22

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

先日、あるルートから古い万年筆をいただきました。


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モンブラン22という万年筆で、1960年から69年にかけて製造されておりました。
当時の普及品で、持ち歩いて普段使いをするようなイメージの商品の様ですね。

この個体は、「Montblant 22」と記載されており、「22」の前に「No.」という記載がないので、前期型と思われます。ということは、1960年代前半の製品で、もう60才くらい。

表面には全体的にちょっと傷が見られますが、実用に支障はありません。
ピストン機構も生きていますし、ルーペでペン先を見ても、切り裂きが開きすぎていたり、ペン先がずれていたりしている様子もありません。

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ということで、使ってみようと思い、まずは洗浄。

ただ、年代を考えると超音波洗浄機を使うのも気が引けたので、数度水を出し入れし、ぬるま湯につけるということを数日繰り返しました。一日二回朝と夜、それぞれ数回水の出し入れをして、他の時間はずーっと水につけておきました。

最初は、水が紺色になりました。
インクはすでに空になっていましたが、以前の方は、青系のインクを使っていたのでしょう。
出てきた青が水になじんだから、ブルーブラックではないみたいだな、と素人ながらに考え、一安心。

数日経ち、出てくる水がほぼ透明に近づいて来たので、乾燥させ、インクを入れていました。
入れたインクは、モンブランのMystery Black

書き味は、ちょっと硬め。以前使っていた146に通じる書き味があります。
字幅は、思ったより細かったです。
入手したときに、「F」のシールが貼ってあったのですが、ほぼEFですね。

手持ちの他の万年筆と較べてみます。

一番上が、通常使っているペリカン。
二番目が、今回のモンブラン。若干色が薄いですね。
一番下が、手帳用に使っているセーラー。これが一番ざらつきがあったかな。
紙は、レイメイ藤井のリフィルで、罫は6.5mm。トモエリバーの紙を使っています。

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あ、年が「28」になってる(^_^;

これを使っていたであろう方を偲び、大切に使ってみようと思います。
楽しみが増えました。



 
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