hajime_koto

箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

前橋テルサ

3 3月

卒業式とラジオとテルサ

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

昨日3月2日は、一日中スケジュールが埋まっていました。

午前中は、共愛学園の卒業証書授与式に出席。300名を超える18歳の卒業生の旅立ちを見送りました。就職・進学など、今までとは異なるそれぞれの道を歩みはじめる期待と不安でいっぱいかと思いますが、みなさんのこれからの人生が笑顔と幸せに満ちたものにあることを願っています。

その後2つほど個人的な用事を済ませてから遅めの昼食を食べ、「まえばしラジオ」へ。月に1回の「かんたろうラジオ」の生放送です。今回は、前橋鈴木貫太郎顕彰会の事務局のIさんに出演してもらいました。私よりだいぶ若いIさんの視点からのお話もしていただき、時間が足りないくらいでしたね。

夜は、元気21で開催された
「前橋テルサ再生と中心市街地の未来を考えるシンポジウム」に参加。2回お話しをさせていただきました。最初は、前橋の現在のホールの状況。2回目はパネルディスカッションのパネラーとして、前橋テルサについて。約150名の方が集まっていただき、前橋テルサの現状などを共有しました。

パネラーとして話しをしたことは、「まちなかで大切にしていることは?」という問いに対して、「まちなかで大切なことは笑顔。おいしい飲食店や楽しいイベント、買い物などで来た人が笑顔になる。そして、売り上げがあがり、まちなかの人も笑顔になること」といった発言をしました。

次にテルサに対する想いとして、前三時代からの思い出、そしてテルサを使った経験やテルサに対する想いなどをお話させていただきました。

最後に、私のテルサに対する基本的なスタンスは、「残してほしい」ということです。その上で、税金を使うからには「公平性・透明性・納得性」のあるプロセスで、いろいろな人の意見を聞いて、前橋市は方針を決めてほしいということを訴えました。また、その中で大切なことも、我々市民も関心をもち、税金の使い方をしっかり知ろうとする必要があるということもお話をさせていただきました。

他の方からは、建物の長寿命化や、SPCについてのお話もありましたが、特にSPCの事例では、市民参加で何が必要かという議論が大切ということ感じましたね。

この集会は、特定の企業や団体を支持したり批判するものではありません。現状を共有し、みんなで考える機会です。こういう機会が増えると、市民参加型の行政や市政に一歩近づくのではないでしょうか。
25 2月

前橋テルサの現状について

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

現在閉館となっている前橋テルサですが、現在事業提案型公募を行なっております。そのことについては、いくつかの記事をご覧ください。

・事業提案型公募の現状はこちら
・前橋市長の会見での発言はこちら
・前橋中心商店街協同組合の動きはこちら

私は、前橋テルサの今後については、地元の企業が地元の人脈や今まで培ってきた経験を活かして運営していただくのも歓迎ですし、東京の大手企業が新たな視点や我々にはない知見を使って運営していただけるのも、素晴らしいことと思います。廃止・解体だけは望みません。

現在、私が「前橋ホール問題」と呼んでいる問題があります。県民会館・前橋テルサが閉館となり、前橋市民文化会館も令和9年度から10年度の約1年半、ホールが改修工事のために閉鎖となります。前橋市内に、ある程度の規模のホールがなくなるという状態になります。その中で、前橋テルサのホールが使えれば、とても貴重なことですし、まちなかの賑わいやイベント開催などにとっても、前橋テルサは必要です。

ただ、今回の審査の中で、最終審査には1社しか残らないというところに違和感を感じます。

大手不動産会社の提案が不採択になった理由は、事業主体が提案企業ではなく「特定目的会社(以下、SPC)」だからだ、ということだそうです。

私は20代後半のころ、横浜市内のあるプロジェクトに携わっていましたが、その事業主体はSPCでした。そこで初めてSPCのことを勉強しましたが、一つのプロジェクトのためにSPCを立ち上げれば、そのプロジェクトに関係する資金の流れが明確になり、透明性が高まります。また、提案企業などの財務と分離されるため、もし提案企業の経営状況が悪化しても、その影響を受ける可能性が低くなります。そして、前橋テルサに関して言えば、まだやれるかどうかわからない段階でSPCを立ち上げないでしょう。実現の目処が立ったら立ち上げるのは、SPCに関わったことがある人であれば、常識と思います。

ですので、今回のプロセスを見て個人的に感じたのは、SPCを理由にしたのは、不採択にする理由探しだったのではないか、ということです。または、前橋市役所がSPCのこと、知らないのかなあ。

前橋テルサは、民間企業が運営することになっても、前橋市から助成金が出ます。そうでない場合は、前橋市が建物を解体します。いずれにせよ、前橋市の大きな財政負担、すなわち前橋市民の負担が発生します。それなのに、納得できない理由で提案が不採択になり、最終審査には1社しか残らないというのは、市民を軽視していると言わざるを得ません。

透明性、納得性のある進め方をしていただきたいです。

18 10月

前橋テルサの動き

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今朝(10月18日)、前橋市役所のホームページに、前橋テルサの解体設計業務の一般競争入札が公告となっておりました。

内容を見てみると、私たちが提出した「解体ありきではない、多面的な調査」という要望書の主旨が一顧だにされていない、解体ありきの内容となっております。説明会で参加者から反対意見や異論が多く出た状況を正直に伝えずに、市議会で補正予算を通し、要望書を出した市民の意見にも耳を貸さないという姿勢に、強い失望感を感じております。

市民レベルとして何ができるか、一緒に活動しているみなさんと考えていきます。

私が開軒をして、令和元年12月に、初めての社中のおさらい会をしました。その時は、煥乎堂ホールを使わせていただき、打ち上げを前橋テルサ内のレストランで行いました。

「次のおさらい会」はテルサホールを使うぞ!と思っていたのですが、コロナが始まり、しばらくお預け。そして、テルサが閉館となってしまい、一時再開の機運が高まったので、「再開したらホールでおさらい会をやるぞ!」と思っていたのですが、なかなか思う様になりません。

おさらい会の会場探しで、「まちなか」へのこだわりを、少し減らさなければならないのかな。
28 9月

前橋テルサについて

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日、上毛新聞が記事にしてくれましたが、昨日前橋市議会議長を訪問し、前橋テルサに関する要望書を提出しました。

訪問した市民有志は7名で、中心商店街の有志・建築関係者の有志・音楽関係者の有志によるものです。私は、中心商店街と音楽関係者の両方になるのかな。

要望事項は、下記の項目です。

1:前橋テルサ存続へ向けた検証、及び当該地の長期的な活用方法のビジョンを示すこと。
2:事業者公募の方法を再検討すること。
3:市民の声を聞き、経過説明をして決定すること。
4:解体費や改修費などの根拠を市民へ情報開示すべき。
5:市内文化施設の不足を考慮した判断を求める。

音楽関係の私の立場としては、群馬県民会館が来年度の予約受付を停止しており、前橋テルサが閉館となりました。その結果として、前橋市民文化会館の競争率が上がり、なかなかホールの予約がとれない状況になります。したがって、多くの音楽関係者やホールの利用希望者がホールを使う活動ができない状態になっています。

また、その前橋市民文化会館も数年後には改修工事の予定があり、そうなると、前橋市内にきちんとしたホールが存在しない状態が生まれることになります。

前橋テルサはレストランやホテルもあり、打ち上げを行ったり、遠くの方には宿泊をしていただいたりと、使い勝手もいい施設でした。また、来館者がまちなかに食事に出たりするなど、まちなかの活性化にも資する施設なんです。

他の参加者からは、法定耐用年数が65年あり、その半分にも行っていない。なのに、大きな金額をかけて解体した場合は、更地の土地の価格の価値しか残らないといことが数字を示して説明されました。また、同様の建物を今作った場合のコストと、必要な改修工事を行なったコストも説明がなされ、その上で、解体ありきではない検討をしてほしいとの要望がされております。

さらには、グラウンドデザインを行い、その中でまちなかやテルサの位置付けをしっかりするという提案もありました。

我々の動きは蟷螂の斧かもしれませんが、最近の行政のものごとの決定は、いつの間にか決まっていて、その決定の理論が「お金がかかる」ということが多いと感じています。

また、前橋市は文化に対する認識がとても低く、「前橋に対してはあきらめている」という発言も聞こえてきたことがあります。

県民会館の問題も、前橋テルサの件も、行政の大きな方向性(グラウンドデザインなど)と文化に対する関心の低さが大元にあるような感じがしております。

文化、とくに音楽は目に見えないものです。しかし、命の存続に関わる本能の部分ではない、目に見えない部分に価値を見出すのが、人間だと思います。その人間の本質の部分を大切にしたい、と私は考えております。


22 8月

前橋テルサ解体のニュース

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今朝の上毛新聞の第一面に、残念なニュースが掲載されました。「前橋テルサ解体へ」という記事です。噂はありましたが、「あー、方針、決まっちゃったんか、、、」という感じです。

前橋テルサは、500人くらいのホールがあり、そのほかにフィットネス・レストラン・宴会場・ホテル・会議室・カルチャーセンターも併設されていました。

例えば、ホールでイベントを行い、レストランや宴会場で打ち上げをして、遠くから来た人はホテルに宿泊、二次会はまちなかのお店に歩いて行ける、という、とても使いやすい施設でした。

また、ここに「ホール」という集客施設があることにより、来た人がまちなかに流れるという動きもあり、まちの賑わいにも寄与できる施設だったんですね。

ただ、建物的には、柱がないホールの上に、重さのあるプールがあり、その上に宴会場やホテルが乗っているという、建築コスト的には構造上のアンバランスさがある建物と感じておりました。

市の財政的問題などから昨年3月に閉館となってしまいましたが、今年の最初の頃に「ホールだけでも再開しよう」という動きがあり、私もそのプロジェクトの一員としてちょっと汗を流しました。しかし、状況の変更によりそのプロジェクトも進まなくなってしまい、テルサの今後を憂慮しておりました。

私としては、次の社中の温習会をここで開催しようと思っていたので、ちょっと困惑しております。また、ここのレストランは、私ども夫婦にとっては思い出の場所でもあります。

現在前橋市内の500人規模のホールは、前橋市民文化会館しかなく、競争率がかなり高く、なかなか予約を取ることができません。以前は、群馬県民会館とこの前橋テルサがあったので、適度に分散していたんですね。おまけに、群馬県民会館は来年度以降の予約の受付を停止していますし、前橋市民文化会館も2028年頃に改修工事が検討されています。ということは、2028年度は、前橋市内にホールがなくなるという可能性があります。

文化関係者やイベント関係のみなさんの悩みは深まるばかりです、、、
いいのかな、前橋、これで。
ギャラリー
  • アメイジンググレイスに響く音
  • アメイジンググレイスに響く音
  • アメイジンググレイスに響く音
  • アメイジンググレイスに響く音
  • 前橋立教会で学ぶ日中の人的なつながり
  • 前橋立教会で学ぶ日中の人的なつながり
  • 前橋立教会で学ぶ日中の人的なつながり
  • 母校で講師を務めました
  • 母校で講師を務めました
アーカイブ
  • ライブドアブログ