みなさんこんにちは。
はじめちゃんこと、群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。
今日はたこ糸を注文しました。
別に、凧揚げをしようとか、チャーシューを作ろうとしているわけではありません。
我々の必需品なんです。
お箏の演奏中、柱を動かさなければならない時があります。
曲の途中で、「斗を半音上げる」などの指示があります。
その時に、なるべく正確に柱を動かせるように、糸に印を付けます。
こんな感じで。
演奏終了後には、この印を消します。
消すときに、たこ糸を使うんです。
こんな感じで。
この写真撮影時は左手にスマホをもっているのですが、実際に印を消す時には左手でたこ糸の左側を持ち、右手と左手でたこ糸の引っ張り合いをします。そうすると、印が消えます。
今使っているたこ糸が終わりそうなので、もう少し太いものが良いと思って探してみたら、たこ糸にも太さなどの表示の規格があるみたいですね。今日初めてそれを知りました。
その表示がこれです。
20/18と書いてあります。
たこ糸は、主に3本の糸を絡み合わせて一本の糸となっておりますが、その各々の3本の糸が、この写真のたこ糸の場合は、各々6本の糸を絡み合わせてできています。
ですので、6×3=18と、計18本の糸で、一本のたこ糸になっているんですね。
そして、一番おおもとの糸の規格が20という規格で、それを18本使っているということで、20/18という表記になるそうです。
また、3本の糸を構成している「6本」の数字を使い、「6号」と呼ばれるそうです。
これが、およそ太さ1mmです。
1.5mm程度の太さを探すと、どうやら「8号」という糸だそうで、8号の場合はその3倍、24本の20の規格の糸で一本のたこ糸ができています。
ですので、20/24とか、「8号」という規格になります。
ちょっとファンキーなたこ糸にしたので、来るのが楽しみです。
ちなみに、私がお箏の糸に印を付ける時に使うのは、三菱鉛筆の「ダーマトグラフ」という色鉛筆を使っています。
先に糸がついていて、糸を引っ張ると紙がくるくると剥がれ、芯が出てくる鉛筆です。
軸を拡大すると、商品名が書かれています。
略して「ダーマト」などと呼んでいますが、油性の色鉛筆です。
印が付けやすく、たこ糸で消すと、比較的消えやすいですね。
赤と紫を持っていて、必要に応じて使い分けています。
ちなみに今日の昼食は、ヤギカフェの「太陽の鐘」をテーマにしたカレーでした!
◇公演日程◇
5月3日 観翠会(日本文化体験イベント・高崎白衣大観音慈眼院)
5月12日・13日 百花繚乱 皐月の宴(京林・高崎市井野町)
6月2日 箏×Flute(ハリウッドランドカフェ・みどり市)詳しくはこちらへ
6月16日 日本の音を愉しむ(PLUS+アンカー、桐生市)詳しくはこちらへ
6月20日 伊勢崎市にて
7月21日 夏の縁(竹久夢二伊香保記念館)
8月11日 山田さんと生田くん(アトリエミストラル、高崎市)
はじめちゃんこと、群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。
今日はたこ糸を注文しました。
別に、凧揚げをしようとか、チャーシューを作ろうとしているわけではありません。
我々の必需品なんです。
お箏の演奏中、柱を動かさなければならない時があります。
曲の途中で、「斗を半音上げる」などの指示があります。
その時に、なるべく正確に柱を動かせるように、糸に印を付けます。
こんな感じで。
演奏終了後には、この印を消します。
消すときに、たこ糸を使うんです。
こんな感じで。
この写真撮影時は左手にスマホをもっているのですが、実際に印を消す時には左手でたこ糸の左側を持ち、右手と左手でたこ糸の引っ張り合いをします。そうすると、印が消えます。
今使っているたこ糸が終わりそうなので、もう少し太いものが良いと思って探してみたら、たこ糸にも太さなどの表示の規格があるみたいですね。今日初めてそれを知りました。
その表示がこれです。
20/18と書いてあります。
たこ糸は、主に3本の糸を絡み合わせて一本の糸となっておりますが、その各々の3本の糸が、この写真のたこ糸の場合は、各々6本の糸を絡み合わせてできています。
ですので、6×3=18と、計18本の糸で、一本のたこ糸になっているんですね。
そして、一番おおもとの糸の規格が20という規格で、それを18本使っているということで、20/18という表記になるそうです。
また、3本の糸を構成している「6本」の数字を使い、「6号」と呼ばれるそうです。
これが、およそ太さ1mmです。
1.5mm程度の太さを探すと、どうやら「8号」という糸だそうで、8号の場合はその3倍、24本の20の規格の糸で一本のたこ糸ができています。
ですので、20/24とか、「8号」という規格になります。
ちょっとファンキーなたこ糸にしたので、来るのが楽しみです。
ちなみに、私がお箏の糸に印を付ける時に使うのは、三菱鉛筆の「ダーマトグラフ」という色鉛筆を使っています。
先に糸がついていて、糸を引っ張ると紙がくるくると剥がれ、芯が出てくる鉛筆です。
軸を拡大すると、商品名が書かれています。
略して「ダーマト」などと呼んでいますが、油性の色鉛筆です。
印が付けやすく、たこ糸で消すと、比較的消えやすいですね。
赤と紫を持っていて、必要に応じて使い分けています。
ちなみに今日の昼食は、ヤギカフェの「太陽の鐘」をテーマにしたカレーでした!
◇公演日程◇
5月3日 観翠会(日本文化体験イベント・高崎白衣大観音慈眼院)
5月12日・13日 百花繚乱 皐月の宴(京林・高崎市井野町)
6月2日 箏×Flute(ハリウッドランドカフェ・みどり市)詳しくはこちらへ
6月16日 日本の音を愉しむ(PLUS+アンカー、桐生市)詳しくはこちらへ
6月20日 伊勢崎市にて
7月21日 夏の縁(竹久夢二伊香保記念館)
8月11日 山田さんと生田くん(アトリエミストラル、高崎市)