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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

新型コロナウイルス

4 9月

9月4日の日記。映画と総理。

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は一日、特にアポイントメントなどの用事はなかったのですが、11月開催で進んでいる企画に関する準備作業がけっこう多くあり、午前中がつぶれてしまいました。

午後から自分の練習ができましたが、今日はお稽古場の前で映画の撮影もあり、ちょっとそっちも見学していました。見ていると、1つのシーンを何回も撮るんですね。スタッフの方とちょっと雑談していたら、「完成する映像は、それで数秒なんですよ」というお話を聞き、映画を作るエネルギーの巨大さを感じました。大概の映画は1ヶ月くらいの撮影ということで、逆に「そんなに短いんだ!」とも思いました。

さて、 菅総理が自民党総裁選への不出馬を表明し、事実上の退陣宣言になりましたね。

思ったことは2つ。

一つは、新総裁を選び、総理は菅さんのまま、衆議院の選挙はできないのでしょうか?
新総理は、選挙後の特別国会で選べばいいと思います。

新総裁を新総理に選び、組閣をして認証式をして、所信表明演説をして解散なんて、どうもその時間が私は無駄なような気がします。

それと、菅さんは、自分自身のよくない部分もあるけれど、かわいそうなところもあるなと思いました。

良くない部分というのは、メッセージを発信し、国民とコミュニケーションを取る能力に欠けているところです。

記者会見でも何をいいたいのかわからないし、キーとなる伝えたいことが伝わってきません。また、自分がやっていることを正当化する発言が多かったことも、大きかったでしょう。

かわいそうな部分は、やっぱりコロナです。
他の人が総理大臣であれば感染が抑えられるとも思えません。
コロナ対策で、本来やりたかったことなどに手がつけられなかったのではないでしょうか。

新総裁が誰になるのか、推移を見守っていきましょう。

 
27 8月

なかなか下がらない新規陽性者数

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日8月27日、群馬県の新型コロナウイルスの新規陽性者数は、238名です。
なんか、もう、3桁の数字に慣れて来てしまった感じがあります。

群馬県の8月に入ってからの警戒度などの推移を振り返ってみます。
・8月4日から、県独自の警戒度が最高レベルの「4」に移行。
・8月8日から、20市町村が「まん延防止」のエリアに指定。
・8月20日から、全県が「緊急事態宣言」に。

何が変わったかというと、「警戒度4」では、飲食店でのお酒の提供が20時まで。

「まん延防止」で、飲食店でのお酒の提供の自粛。

「緊急事態宣言」で、県立学校の分散登校や部活の制限など。市町村立の学校は、それぞれの市町村で判断(←これもどうかと思う)。

「まん延防止」から「緊急事態」に切り替わったタイミングは、学校は夏休み中でしたから、現状では、まだこの効果はまだわからないです。

もちろん、「不要不急の外出を避ける」などの要請はありますが、目に見える形での要請の変化というのは、「まん延防止」から「緊急事態宣言」に移行しても、ないと言えます。

去年の全国一律の緊急事態宣言の時には、「音楽教室」に対しても休業要請がなされました。今回もそれと同等の要請がなされると覚悟していたのですが、ありません。拍子抜けしました。

ということは、実質、8月8日から19日間、同じ規制が続いているといえます。

「緊急事態宣言」で何が変わったの?というのが個人的な印象です。

で、効果はどうかというと、まちなかを見ていると、昼間に歩いている人が少し減ったので、多少のアナウンスメント効果はあるのでしょう。

しかし、新規陽性者数は減っていません。

ですので、現状の施策では、対策になっていないと言えます。
もう一つ言えば、飲食店の営業やアルコールの提供をやめても、効果は限定的ということです。

では、どうすれば良いのか。やはり、ロックダウンではないでしょうか。

3週間ほど、行動を規制。その間は、スーパーと宅配業者が連携して、各戸に食料品や生活必需品を配布。国民に一律15万円程度を支給し、そのお金でその間の生活を賄う。

そして、その間は新幹線や鉄道も止め、高速道路などは生活に必要な物資の運搬に限る。
もちろん、海外との人の出入りはストップ。

そろそろ、それくらいの強い施策を検討すべきではないでしょうか。

「今の法律ではできない」という人がいます。
じゃあ、法律を変えればいいじゃないですか。

政治家の皆さんは、今までも、自分たちがやると決めたことは多少強引な手法を使ってでもやっています。今こそ、その時ではないでしょうか。






 
22 8月

群馬の文化。止めてはならない。

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日、数人の音楽関係者で打ち合わせを行いました。
その中の雑談で、ある方がお話をされたことが、印象に残っています。
その内容は、

「祖先の記録を見たら、昭和20年9月に身内があつまり、 今後の日本のあり方を議論し、文化で生きていくべき」という議論をしたとのこことです。

昭和20年9月といえば、まだ戦争が終わって1ヶ月経つか経たないか。
前橋の中心部は焼け野原で、人々は食うや食わずかの状況だったでしょう。

これを聞いて思い出した2つのこと。

前橋に今でもある邦楽や日本舞踊の団で、「温故和楽会」という会があります。
私も事務局員として、勉強をさせていただいております。
この団体も、聞くところによると戦後すぐに呼びかけが始まり、昭和22年11月には第一回の演奏会を、群馬会館で開催しております。

創立の趣旨には、「邦楽という伝統芸能を通じ、民心を癒し荒んだ風潮を是正し、文化国家建設という祖国復興の一助としたい」と書かれています。

もうひとつは、群馬交響楽団、いわゆる群響です。
群響は、昭和20年11月に、「高崎市民オーケストラ」として発足したのが、そのはじまりです。

群馬県民は、地方都市にオーケストラがあるのが当たり前の様に感じておりますが、これは全国的にも稀有なことなんですね。そして、移動音楽教室などで、音楽の裾野を拡げた功績は、極めて大きなものがあります。

こういったことを鑑みると、群馬の先人たちは、戦後というまだ生活も生命も安定していない時に、文化をもって人心を癒し、祖国復興に繋げようと言う高い志を持っていたことがわかります。

文化や音楽の世界の端くれに身を置く一員として、ウイルスとの世界大戦といってもいい今の時代に、先人の志を受け継ぎ、世のため人のためになる動きを止めてはならないという想いを、改めて強くしました。

前に進みます。

※本記事は、投稿が23日の朝になってしまいました。

 
17 8月

群馬も緊急事態宣言に。拍子抜け。

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

昨日から報道されておりましたが、新型コロナウイルスに関して、群馬県も緊急事態宣言のエリアの指定を受けることとなりました。

期間は、8月20日から9月12日です。

このところの新規陽性者数を見ていると、今回の措置にまったく疑問はありません。

昨日から、昨年全国に緊急事態宣言が発令された時のことを思い出しておりました。
その際は群馬県は、私ども「音楽教室」に対しても、「特措法によらない休業要請」が出され、私のお稽古場もリアルなお稽古は休業いたしました。

今回ですが、先ほどから群馬県知事の記者会見が行われており、今回の要請の概要が説明されました。

それを聞いてみたら、今まで「まん延防止」の対象となっていた当地前橋にしてみる、「何が変わったの?」という内容です。

「まん延防止」はエリアが市町村で、「緊急事態」は全県ですので、エリアは広がりました。
しかし、従来から飲食店や1,000平米を超えるショッピングセンターへの休業要請はありました。もしそれに違反した場合は、「命令が出せる」という部分と、学校の分散投稿などの措置が追加されたのが、変わったところでしょう。

しかし、昨年の緊急事態宣言の時の様に、広い業種に対する休業要請がありません。

ちょっと拍子抜けしました。

これって、何か変わるのでしょうか?
いままで「まん延防止」のエリアだった前橋は、「ほとんど変わらないなあ」という印象です。

お稽古については、群馬県庁からの要請内容の書類をもう一度よく読んで、決めます。 
7 8月

8月7日の日記と、ちょっと驚いた群馬県の施策

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日はゆっくりと自分の練習に充てた1日でした。

その間に、現在進行中の秋の企画に関する連絡等を行いました。

もっと自分と向き合う日を、もう少し増やしたいな。

さて、昨日、群馬県知事が、20代・30代の県民がワクチンを2回接種した場合、応募によって車や県内旅行券が当たるというキャンペーンを始めました。

本来、ワクチン接種は希望する人に対して行うものです。
ワクチンのメリット・デメリットをよく検討し、自分で考え、判断するものです。
また、若い人にとっては、将来の自分の体に対する影響も考えなければなりません。

それを、目先の金品で釣る様なやり方には違和感を感じました。
原資は、私たちの税金です。

商品の総額を見ると、約1200万円分 

ワクチンの接種を進めたいというのはよくわかります。
だったら、その経費を使って、正確なワクチンの情報が20代30代の人たちに伝わる様な工夫をしてほしいです。

百歩譲ってこの施策を受け入れるとしても、県内旅行券を、県内の飲食店でも使える様にできないのでしょうか。ここまで打撃を受けた飲食店を少しでも助けることにもなります。

行政が行う政策で、金品で県民の行動を誘導するという、なりふり構わないやりかたに納得が行きません。
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