hajime_koto

箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

昌賢学園まえばしホール

22 11月

23日は温故和楽会定期演奏会

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

明日11月23日は、温故和楽会の定期演奏会です。

チラシ6(決定)


出演曲は3曲です。

1:編曲八千代獅子(十七絃)
この曲は、東京国際フォーラムで開催された今年の箏曲宮城会全国演奏会で演奏した曲で、出演者もほぼ同じです。

4:地唄茶音頭(地方・三絃)
踊りの方の地方として演奏させていただきます。

11:秋の庭(三絃)
社中曲です。門人さんたちと出演します。

今まで、事務局長として準備に取り組んだり、また練習に励んできました。明日も1日バタバタしていると思います。

入場無料です。お気軽にご来場ください。
24 11月

温故和楽会定期演奏会が終了しました

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

昨日11月23日、昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)での「第80回温故和楽会定期演奏会」が開催されました。

2023-11-23 08.34.55


朝一番に会場入りをして、会館の利用手続きなどを済ませ、舞台づくりをやっていただく楽器屋さんやスタッフに会場に入っていただき、私も自分の荷物運びや準備を進めておりました。

そんな折、ステージの方がざわついています。何かと思ったら、トラブル発生!
電気系統のトラブルで、緞帳と反響板が動かないんです!幸い照明・音響は異常なし。
電気設備の業者さんも駆けつけてくれましたが、原因がわからずです。

私どもの演奏会は、曲と曲の間は緞帳を下ろし、楽器の入れ替えや配置の確認、調絃の確認などを行います。ですが、その緞帳が動かないということで、幕間はステージの照明を少し落としてそういった作業を行いました。声をひそめながら並びの指示出しをしたり、調絃の確認も音を小さくしたりと、ちょっとやりにくかったですね。でも、客席にいたてつこさんは、「緞帳が閉まっていると退屈だったけど、開いていたから退屈しなかった」と言っており、「あー、そっかー」とも思ったものです。

また、反響板に関しては、マイクを使わない予定だったのですが、急遽マイクを使うこととなり、全曲目の責任者を周り、マイクの場所を決めていただき、それを会館の音響の方に伝えるといった作業も追加されました。

そういった対応をしたり、客演の方の応対をしたり、お弁当やお茶を出演曲ごとに仕分けしたりと、事務局はいろいろな仕事があります。さらに、出演したり担当している曲の調絃も行います。

演奏の方では、まず社中曲としてお弟子さんたちと「八千代獅子」を演奏。次に、担当した子供達の曲を舞台袖でハラハラしながら見ていました。最初の練習では、思う様に弾けなくて涙を流した子もいました。でも、この2ヶ月でとっても成長してくれ、すごく聞き応えのある演奏をしてくれました。心の底からほっとし、出演したみんなに会からお土産を渡しました。

そして最後の「編曲松竹梅」は、客演で今井尋也さんの鼓、浅沼春香さんのピッコロとフルートに入っていただき、総勢24名での華やかな演奏となりました。緞帳が閉まらないから、出演者が舞台袖にはけて良いのかわからず戸惑うという雰囲気は、ちょっと面白かったですね。

その後は、自分の片づけだったり、使った部屋の片付け、関係者へのお礼などをして、会場を後にしました。

帰宅後は、荷物整理やお金の計算、忘れ物の連絡など、いろいろな後処理。そんな中iPhoneの歩数を見てみると、11,000歩を超えているんです!朝一番からずーっと会館内にいたので、その中だけでそんなに歩いていたんですね。確かに、いろいろな部屋を行き来し、エレベーターに数えきれない回数乗った気がします。演奏会の途中で体が限界に近づいた感じもありましたが、夜はてつこさんと近所のお店に行きました。最初のビールがほんとうに美味しかったですね。

今日も、関係各所への連絡や必要な振込など、残務を行っております。

年内の箏曲関係の大きな行事はこれで終了です。12月は、来年のことを考えたりしたいと思います。

6.八千代獅子_0

22 11月

明日11月23日は、第80回温故和楽会定期演奏会です

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

明日11月23日は、「第80回温故和楽会定期演奏会」です。

温故和楽会とは、戦後すぐに前橋市の邦楽関係者によって結成された組織で、日本舞踊・長唄・箏曲・尺八のメンバーによって構成されております。
ほぼ毎年定期演奏会を開催し、時には年に2回ほど演奏会を開催した年もあります。

今年は80回目の節目の演奏会であり、また、2027年の創立80周年に向けたキックオフの年でもあります。

そういったことを記念し、高校生以下の子どもたちで演奏する曲や、構成社中の枠を超えて客演の方もお呼びした合同曲もあります。

私は温故和楽会の事務局長を仰せつかっており、役員や事務局のみなさんとここまで準備を進めてきました。また、社中のみなさんと出演する曲の準備も進めてまいりました。

入場無料で出入り自由ですので、ぜひお気軽にご来場下さい。

・時:11月23日(祝)1130開演、1600終演予定(途中出入りできます)
・会場:昌賢学園前橋ホール(前橋市民文化会館)小ホール

私の出演曲
・八千代獅子(12:50頃/社中での出演)
・編曲松竹梅(15:30頃/第80回記念合同曲)

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13 11月

第79回温故和楽会定期演奏会のお知らせ

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

演奏会のお知らせです。

第79回温故和楽会定期演奏会

日時:令和4年11月20日(日)11時30分会場、12時開演。
場所:昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)小ホール
入場無料


flyer_三校

「温故和楽会」とは、前橋市を中心とした地域の邦楽団体で、日本舞踊・長唄・生田流箏曲・山田流箏曲・尺八のみなさんが会員となっております。

戦後すぐに設立された団体で、今年の定期演奏会がもう79回目。
今年も、合計12演目(1演目欠演)が上演されます。
それぞれ、指導される先生と、その生徒さんを中心としたメンバーが出演をします。

私の出演は、3曲目の「高麗の春」と、最後の「六段の調」の2曲です。
「高麗の春」は、社中に所属していない個人会員のかたのお手伝いで、「六段の調」は、私の社中の皆さんで出演します。

お気軽にご来場ください。



 
28 10月

母校の「芸術鑑賞会」に出演

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

昨日10月27日、昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)大ホールで開催された「芸術鑑賞会」に出演しました。

私の母校である群馬大学附属中学校のPTAからの依頼です。
学校の文化祭として合唱コンクールを行いますが、その中で毎年「芸術鑑賞会」を行なっており、今年は私に出演の依頼をいただきました。

私が中学生の頃も文化祭での合唱コンクールはありましたが、会場は学校の体育館。うーん、今の中学生は恵まれているなあ。

今回共演していただいたのは、東京神奈川を拠点に活動する、東京藝術大学大学院卒業の上遠野文音さんと、尺八は桐生市出身の滝野瀬あゆかさん。

コンサートタイトルは「光る風」と命名しました。

これは、校歌の一節「風光り雲は輝く」からインスピレーションを得たことと、八橋検校から350年の歴史を経て、さまざまな曲はあれども、そこに吹く風は変わりないという想いと、私の中学生時代の赤城颪の思い出から名づけました。

演奏曲目は、音楽の教科書に出ているような曲から、それに関連する曲、さらには現代曲までを演奏し、音楽の授業関連するものや鉄板の曲、それに今の音を楽しめる様な曲を選びました。

PTAの役員さんなどには知り合いも多く、また当日会場で写真撮影をしていたカメラマンは、中学生時代から知っている、写真館の息子さんでした。

そういった色々なご縁もあったりする学校、そしてもちろん母校に少しでもお役に立てたことに、とても喜びと晴れがましい気持ちを感じております。


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最初の曲は「風にきけ PartⅡ」。吉崎克彦作曲。

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めったにない角度の写真を撮ってくれました。
こんな素敵な写真を撮ってくれたのは、中学の後輩の角田写真館

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なんか喋っています。


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「六段の調」の合奏。

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「春の海」

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生徒さんからの質問を受け付けたら、たくさんの質問が出ました。
質問時間を追加しました!

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3人で「千鳥転生」(水野利彦作曲)を合奏。
上遠野さん、滝野瀬さんそれぞれのソロもありました。

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花束をいただきました。

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楽屋で自撮りの記念撮影!

 
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