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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

4 5月

おことの楽譜の読み方。動画編。

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家鈴木創です。

「お箏の楽譜の読み方」、以前このブログにも上げましたが、
今でもけっこう上位に入ってくる、人気記事となっております。

今回、その動画を作成し、YouTubeにアップしました。
6分弱の動画となっております。
お気軽にご覧下さい。


 
3 3月

「箏」と「琴」について

みなさんこんにちは。
はじめちゃんこと、群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

ここしばらく、立て続けに「琴と箏ってちがうの??」というご質問を受けました。
今日はそのことをお話しさせていただきます。 

一般的には、「こと」というと「琴」の字をイメージされることが多いと思います。

でも実は、私共が演奏している楽器は、「箏」の字が正しく、これでも「こと」と読みます。
「箏」の字は「そう」という読み方もしますが、これは訓読みと音読みの違いです。
例えば、「町」という字を「まち」とも「ちょう」とも読むのと同じです。

現在は、「箏」が「琴」と誤用されることが多く、それが皆さんの疑問の原因となっています。

では、なぜそうなったのでしょうか。

遥か昔、絃楽器のことをまとめて「こと」と呼んでいました。

その中で、
「箏(そう)のこと」「琴(きん)のこと」と呼ばれる異なる楽器がありました。

「箏(そう)のこと」が、今私たちが弾いている楽器です。

「琴(きん)のこと」は、もっと弦が少なく、柱がなく、左手の指に付けるサックの様なものを糸に当てることで、音の高さを調節する楽器です。
「一弦琴(いちげんきん)」などの名前を聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれません。

ですので、この時点では「こと」という大きなカテゴリーの中の、箏(そう)という楽器と琴(きん)という楽器だったんですね。

その後、「琴(きん)」は「箏(そう)」と較べると、段々下火になってきてしまいます。
そうなると、「箏(そう)」と「琴(きん)」の言葉を使い分ける必要がなくなってきました。
また、「こと」という言葉は絃楽器全体を表現するので、「箏(そう)」を「こと」と呼んでも間違いではないんですね。
さらに、「箏」という字を文部省が常用漢字に入れなかったんです。

そういう理由が重なり、「箏」のことを「琴」と表現する誤用が生まれたのです。
ですので、私はあえて「箏」の字を積極的に使っています。

名残として、お箏の絃を支える柱(じ)のことを琴柱(ことじ)と呼んだりします。

正しい漢字は「箏」で、これでも「こと」と読みます!!

 
11 1月

2/12沢田知佳縁歌コンサート出演と、1/14ラジオ出演のお知らせ

みなさんこんにちは。
はじめちゃんこと、群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。 

今年の公演等は、現在日程等調整中ですが、まずはゲスト出演のお知らせです。

沢田知佳縁歌コンサート vol.5
平成30年2月12日(休日)
17時30分開場、18時開演
会場:前橋文学館 3階ホール(前橋市千代田町3-12-10)
料金:一般前売り2,000円(当日500円増)


チラシ

沢田知佳さんは、前橋を拠点に演歌歌手として活動されており、
「尾瀬の郷親善大使」なども努めております。
「アイラブ前橋」「尾瀬慕情」など、
地域の魅力を伝える オリジナルソングをお持ちです。


ひょんなことから知り合いとなってからもう数年の個人的なお付き合いがあり、
初めての縁歌コンサートへの出演となります。

今回は、
・沢田知佳さん・ギーター伴奏高橋晃さんと私はじめちゃんで「涙そうそう」
・沢田知佳さんと私はじめちゃんによる、宮城道雄作曲のご当地ソング「甘楽民謡」
・そして、私はじめちゃんのソロを一曲
を演奏させていただきます。

チケットの入手方法ですが、
その1
・私の手元にあります。お稽古場にお出で下さるか、お問い合わせ下さい。
・電話:027-212-7284、メールinfo@hajime-koto.jp

その2
・Chaa-mu Music 2nd office 高橋(090-2767-2276)

その3
・1月10日の上毛新聞に、プレゼントの応募記事がありました。
300110上毛


さらにさらにお知らせ。

「沢田知佳縁歌コンサートvol.5」に合わせて、ラジオ出演をさせていただきます。

けやきガーデン845
M-Wave(まえばしCITYエフエム)84.5Mhz


1月14日(日)15時台

なお、この放送は「けやきウオーク」内のサテライトスタジオから生放送となります。
私はじめちゃんや沢田知佳さんの生を見ることができますよ!!
けやきウオーク2階のスタジオにぜひお出で下さい!

電波が直接入らなくても「リスラジ」で世界中でお聴きいただけます!

 
30 11月

おことの値段

みなさんこんにちは。群馬県前橋市の 箏曲家 鈴木創 です。

よく言われる言葉があります。

「お箏ってすっごく高いんでしょ?」 

という言葉があります。

「いくらくらいすると思いますか?」
と聞くと、
「うーん、何十万円とか何百万円とか、、、」
と返ってきます。

もちろん、高価な楽器はあります。

私のところに初心者としてお稽古に来る方にお薦めしている楽器は、
8万円(税別)程度です。
よく、「電子ピアノくらいなんだー」と言われます。

この値段で、譜面台などの付属品が付いています。
もちろん、国産品のちゃんとした楽器で、信頼できる楽器店から買っています。

また、「家に使っていない楽器がある」「親戚や知人からいただけるお箏がある」、
そんな方も、是非ご相談ください。
糸の張り替えなどをすれば、十分に使える楽器はたくさんあります。
糸の張り替えは、16,000円くらいでできます。
一回張り替えをすれば、数年は使えますし、糸の左右を入れ替えてまた使うことが可能です。

私のお稽古場にあるお稽古用の楽器も、知人にいただいたりして、再利用している楽器があります。

「ちょっとしばらく試してみたい」という方には、レンタルのお箏もあります。
1ヶ月2,000円から3,000円です。
数ヶ月試してみて、「続けたいからお箏を買おう」という人もいらっしゃいます。

予算やその時の皆様の考え方で、ご相談にのります。

あ、私の教室にお稽古に来る場合には、
楽器を準備していただく他に、初期費用20,000円(10歳未満10,000円・個人差あり)が必要です。
そこには、右手の3本の指につける爪、初心者用の楽譜、チューニング用の笛が含まれます。
爪は、「宮城型」といわれる、けっこう上質な爪です。
で、お月謝は月に3回のお稽古で8,000円(前橋教室の場合)です。

お気軽にお問い合わせ下さい。
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