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箏曲家 鈴木創 公式ブログ「ことはじめ」

群馬県前橋市を拠点に活動する箏曲家鈴木創の公式ブログ「ことはじめ」です。

群馬県民会館

5 10月

群馬県民会館の請願、委員会での一部趣旨採択

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

群馬県民会館の存続の件ですが、先日群馬県議会に「請願」を提出しました。請願の趣旨は「群⾺県⺠会館の⽅向性の検討は、所在地である前橋市や、 ⽂化芸術分野の専⾨家や、 利⽤者を含
む多くの県⺠の意⾒をしっかりと聞き、全県的な⽂化振興を図る観点から⾏われることを望む。」という内容です。

先日の委員会審議で「一部趣旨採択」となり、10日の本会議で議決されれば、正式に決まります。

これは、県民の代表であり、二元民主制の一翼を担う県議会が、我々の主張を一部認めてくれ、県執行部に伝えてくれるということなので、私たちの活動の一つの成果です。

県は改修工事の金額のことを廃止の根拠として言っていますが、私が入手した資料によると、「30億」と県が主張している工事は約27億5千万円です。そして、内容も全面的に内装もきれいに改修する内容になっています。これは、現在使っていない小ホールや会議室なども含まれます。ですので、安全性などの必要最小限の内容に工事を止めれば、工事費は圧縮できるのではないでしょうか。

ですので、県が主張してる内容は、内容の精査がされておらず、さらには殊更に強調しており、イメージ操作と感じております。


12 9月

群馬県議会議長に直接請願を提出

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、群馬県民会館のことで、群馬県議会に請願を提出してきました。

まずは、この件で相談に乗っていただいている県議会議員の先生に「紹介議員」として請願書に署名・捺印をいただきました。

そして、記者クラブである刀水クラブに行き、「群馬県民会館の存続を願う会」の皆さんと、「群馬県民会館を守る会」の代表としての私が、記者会見を行いました。

そのまま報道会社の皆さんと県議会に行き、須藤議長・金井副議長と面会。直接請願書をお渡しすることができ、須藤議長から「受理しました」とのお言葉をいただきました。

2020年の時も県議会に請願を出したのですが、その時は事務局の窓口に提出しただけでしたが、今回は議長に直接お渡しすることができ、県議会の中でも県民会館に対する想いがあるのではないか、とちょっと好意的に解釈しております。

その後も報道会社の皆さんと質疑対応を行い、県庁・県議会での動きが終わりました。

今日の様子は群馬テレビ・NHKのニュースでも放送されています。

22 8月

前橋テルサ解体のニュース

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今朝の上毛新聞の第一面に、残念なニュースが掲載されました。「前橋テルサ解体へ」という記事です。噂はありましたが、「あー、方針、決まっちゃったんか、、、」という感じです。

前橋テルサは、500人くらいのホールがあり、そのほかにフィットネス・レストラン・宴会場・ホテル・会議室・カルチャーセンターも併設されていました。

例えば、ホールでイベントを行い、レストランや宴会場で打ち上げをして、遠くから来た人はホテルに宿泊、二次会はまちなかのお店に歩いて行ける、という、とても使いやすい施設でした。

また、ここに「ホール」という集客施設があることにより、来た人がまちなかに流れるという動きもあり、まちの賑わいにも寄与できる施設だったんですね。

ただ、建物的には、柱がないホールの上に、重さのあるプールがあり、その上に宴会場やホテルが乗っているという、建築コスト的には構造上のアンバランスさがある建物と感じておりました。

市の財政的問題などから昨年3月に閉館となってしまいましたが、今年の最初の頃に「ホールだけでも再開しよう」という動きがあり、私もそのプロジェクトの一員としてちょっと汗を流しました。しかし、状況の変更によりそのプロジェクトも進まなくなってしまい、テルサの今後を憂慮しておりました。

私としては、次の社中の温習会をここで開催しようと思っていたので、ちょっと困惑しております。また、ここのレストランは、私ども夫婦にとっては思い出の場所でもあります。

現在前橋市内の500人規模のホールは、前橋市民文化会館しかなく、競争率がかなり高く、なかなか予約を取ることができません。以前は、群馬県民会館とこの前橋テルサがあったので、適度に分散していたんですね。おまけに、群馬県民会館は来年度以降の予約の受付を停止していますし、前橋市民文化会館も2028年頃に改修工事が検討されています。ということは、2028年度は、前橋市内にホールがなくなるという可能性があります。

文化関係者やイベント関係のみなさんの悩みは深まるばかりです、、、
いいのかな、前橋、これで。
29 7月

群馬県民会館の件で記者会見

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、群馬県庁内の記者クラブ「刀水クラブ」で記者会見を行ってきました。テーマは、群馬県民会館です。

3年前に群馬県の「県有施設のあり方見直し」の中で、「群馬県民会館の県有施設としての廃止」の姿勢が示され、それに危機感を持った有志は「群馬県民会館を守る会」を結成しました。同時期に「群馬県民会館の存続を願う会」も結成され、両会で署名活動を行い、2万筆を超える署名を群馬県に提出しました。その効果もあり、3年間は前橋市まちづくり公社が指定管理者となり、大ホールとその関連設備に限って運営を行ってきました。

その3年の期間が約半年後に迫る中、再度存廃の議論が再燃し、私ども2つの会の動きが再開しております。今日はその活動の一環として、記者会見を行ってきました。

明日の新聞などに記事が掲載されると思いますので、今は会見内容の詳細は書きませんが、群馬県の話の進め方のプロセスにちょっと謎があるんです。「いつの間にか気づいたら閉鎖になってた」ということを狙っている様なんですね。


県民会館問題、これから書いていくと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
20 2月

地唄三絃独演会、群馬県民会館小ホール見納めか。

こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今日は、おつきあいのある方の独演会、「内山信一地唄三絃独演会」にお伺いしました。
なかなかじっくりと聞く機会のない地唄を5曲、そして恵玉まゆの会のみなさんによる箏曲演奏が6曲、上演されました。

「荒れ鼠」という曲は、ネズミが台所で騒ぐという設定で、なかなか面白い曲ですね。

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そして今回、演奏を聴くということ以外に、会場となった群馬県民会館(ベイシア文化ホール)の小ホールが、見納めになるかもしれないので、じっくりとホール内部も見てきました。

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というのも、この群馬県民会館、4月から大ホール・展示室と関連設備以外は、クローズしてしまうんです。なので、小ホールのイベントに行くチャンスも、あと1ヶ月くらいしかありません、、、

なかなか凝った設計をしている、コンパクトなホールです。
一緒に行ったてつこさんも、昔ピアノの発表会などできたことがある様で、懐かしがっていました。

やっぱり寂しいなあ、、、

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