こんにちは。はじめちゃんこと、群馬県前橋市の箏曲家、鈴木創です。

今、衆議院議員選挙の真っ最中ですね。私は以前は、衆議院選挙となると選挙事務所の中にいて、選挙に明け暮れる日々を送っていました。今は一市民として見ていますが、中と外にいると、熱量がまったく違います。中にいると、その時の全てが選挙になりますが、外にいると、ほとんど関係ないんですね。

そんな私が、今の選挙に対して疑問に思うことがあります。

今の選挙は、候補者が遊説で回って、名前を連呼。総決起大会や遊説中のミニ周回には、支援者や支援団体・企業などがあつまり、一見盛り上がってそうに見える。時には有名人や大物がやってきて、本人を支持する演説をする。そんな選挙に対し、昔からどうも違和感があるのです。

それは、そんな選挙が、果たして政策論争か、ということです。

候補者や政党毎の政策を直接比較できるのは、選挙公報くらいです。あとは政見放送をみたり、各陣営が配るチラシを見比べたり、ネットの情報を見るというくらいでしょう。でも、そこまでのことをするのはよっぽど関心が高い人です。

私が思うに、選挙管理委員会が主催し、中学校区くらいの単位に候補者のディベートを行い、それをネットで配信したり、地元のメディアが流したりするという方が、よっぽどいいのではないでしょうか。遊説カーも法定ビラも選挙事務所もなし。ゆっくりと候補者が語ることを聞けますし、直接の議論も見ることができます。その方が候補者を見比べることがきるし、候補者自身も磨かれます。

そして、なによりもお金がかからない。政治と金の問題は、お金がかかることが一つの原因です。選挙にお金がかからない様にすれば、お金の問題と政治を切り離す一つのポイントになるでしょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。